ゴルフのスコアアップのためには欠かせない存在であるユーティリティ(UT)。今回、ゴルフファイトでは、名器ユーティリティの選び方や2024年最新のおすすめの商品・新製品をご紹介。ぜひご覧ください。
ユーティリティ名器ユーティリティの選び方
ユーティリティは、30年ほど前にロングアイアンの代わりとなるクラブとして開発された新しいジャンルのゴルフクラブです。
フェアウェイウッドだと飛びすぎる、でもミドルアイアンだと届かないといった距離があるときに、ロングアイアンは超苦手という方にはとても重宝するクラブです。
最近では、プロゴルファーでも利用者が増えており、各ゴルフメーカーから名器ユーティリティと言われるクラブも出てきています。
まず自分に合った名器ユーティリティを見つけるために、選び方のポイントについて解説していきます。
名器を選ぶポイント1:ヘッドの形状で選ぶ
ユーティリティには、ヘッドがアイアン型とウッド型の2種類があります。
アイアン型は、その名の通りアイアンに似た形状のヘッドをしており、操作がしやすいので方向性を出しやすく、強い弾道の球を打ちやすいのが特徴です。
また、アイアンに比べると打ち上げやすいのもポイントです。
ウッド型は、フェアウェイウッドよりフェース面積が大きく、重心が深めになっており、シャフトも短めなので、ミートしやすく打ち上げやすいのが特徴です。
また、ソールも広めなので、多少のダフりも滑ってくれるので大きなミスにはなりません。
ウッド型の方が、アイアン型よりボールをとらえやすく飛距離が出やすいことやダフりへの寛容性から、最近は主流になっています。
名器を選ぶポイント2:ロフトで選ぶ
ユーティリティは、番手が同じであっても、各ゴルフメーカーによってロフト角が違うので、必ずロフト角を確認して選ぶようにしてください。
フェアウェイウッドとアイアンの距離を埋めるのが目的のクラブなので、ロフトの間隔のバランスを見て、飛距離にムラが出ないようにすることが重要です。
例えば、5番ウッドのロフトが18度で、5番アイアンのロフトが25度という場合は、21度もしくは22度のロフトのユーティリティがおすすめになります。
ユーティリティを2本入れる場合は、ロフト差が3~4度になるようにしましょう。
名器を選ぶポイント3:シャフトで選ぶ
ユーティリティのシャフトには、カーボンとスチールの2種類があります。
カーボンは軽いので、力が無くても振りぬきやすく、距離が出やすくなります。
スチールは適度な重さがあるので、操作性がよく、スイングが安定しやすいです。
その他、長さや硬さでも大きく差が出るので、一度は試打をしてみることが大切です。
名器を選ぶポイント4:ウッドやアイアンのシリーズで揃える
今使っているフェアウェイウッドやアイアンのシリーズと揃えておくと、ヘッドの形状や振り抜き感が統一されているため使いやすく、ほぼ間違いはないでしょう。
【2024年最新版】名器ユーティリティおすすめ人気8選
名器と呼ばれるユーティリティは数多く存在しますが、これから2020年以降に発売された、2022年のおすすめの最新名器ユーティリティをご紹介します。
【テーラーメイド】SIM MAX レスキュー
2020年2月に発売されたユーティリティで、世界ランキングでトップランカーのマキロイや松山英樹も使用している名器といっても過言ではないユーティリティです。
「Vスチールソール」が振り抜きを良くし、悪いライからでもボールが拾いやすく、ヘッドの「ツイストフェース」がボールより真っすぐ、高弾道で飛ばしてくれます。
2021年2月に後継の最新モデル、SIM2 MAX レスキューが登場しますが、さらに洗練された名器ユーティリティになっています。
【ピン】G425 ハイブリッド
2020年9月に発売された、2つの新テクノロジーを搭載したミスヒットに強くブレないユーティリティです。
1つ目の新テクノロジーは、「フェースラップテクノロジー」です。
フェースの面積をソール部分とクラウン部分まで拡大して、最大のたわみと初速を生み出します。
もう1つのテクノロジーは、「スピンシステンシーテクノロジー」です。
新バルジとロール設計により、ミスヒット時でもキャリーと飛距離がアップします。
【キャロウェイ】MAVRIK ユーティリティ
2020年2月に登場した、名器MAVRIKシリーズの新作ユーティリティです。
AIフェースをユーティリティに始めて搭載し、驚異的なボール初速と寛容性を併せ持っているクラブです。
MAVRIKユーティリティには、MAXというモデルもありますが、こちらの方がヘッドサイズが大きく、ミスにも強く高弾道が打ちやすい、よりやさしい仕様になっています。
【ミズノ】ST200X ユーティリティ
2020年3月発売のSTシリーズの新作ユーティリティです。
ミズノユーティリティで最も薄いフェースになっており、高反発性によりボール初速がアップ。
重心も低めになっていて、高弾道で低スピンを可能にしています。
【オノフ】UTILITY WINGS AKA 522U
オノフUTILITY WINGS AKA 522U 2022年モデルのクラブです。
何と言っても一番の特徴は、「全芯ヘッド」です。
読んで字のごとく、ヘッド全てが芯になっており、打点ブレに強く安定度アップ、様々なライからでも優しくボールを打つことができます。
また、オノフ独自のツインカットソールにより、抜けが良くヘッドスピードダウン抑制され、まっすぐ飛ばせるヘッドになっています。
ユーティリティの名器と呼ばれるクラブになること間違いなしです。
【ロイヤルコレクション】SFD X8 ユーティリティ
フェアウェイウッドが有名な名器ブランドのロイコレから、2018年に発売された新作のユーティリティです。
構えやすい形状、打ち上げやすい、つかまりもいい、また方向安定性にも優れていてまっすぐ飛んでくれる、というロイコレ最高傑作で、正に名器ユーティリティと呼べる1本になっています。
初心者から中~上級者にもおすすめします。
【コブラ】キング SPEEDZONE ハイブリッドユーティリティ
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、2010年に「バフラーレイル」という名器ユーティリティを発売した、密かに人気を集めているメーカーの新作ユーティリティです。
リニューアルしたバフラーレイルによって、地面の上をクラブがより滑りやすくなり、初速と安定性がさらに上がっています。
新たな名器ユーティリティと呼べる1本です。
【タイトリスト】TS2 ユーティリティ
こちらは2019年発売ですが、名器メーカーであるタイトリストの最新ユーティリティになります。
タイトリスト・スピードによる飛距離性能と安定した高弾道が、ゲームをよりやさしくしてくれます。
また、やや小ぶりですがヘッドに奥行があるので、多少のミスも許されるやさしさを持つクラブにもなっており、初心者にも打ちやすい名器ユーティリティです。
【キャロウェイ】EPIC FLASH STAR #6
EPIC FLASH STARシリーズから登場したこのユーティリティ#6は、AIが設計したFLASHフェースとJAILBREAKテクノロジーを搭載しており、高いボール初速と飛距離を実現します。
軽量化されたトライアクシャル・カーボンクラウンにより、高い打ち出し角と低スピンを可能にし、ゴルファーに新たな飛びの体験を提供する名器です。
【PING】G425 TOUR173-85 アーコス無し
PING G425シリーズの中でもユーティリティクラブの名器とされる「PING G425 TOUR173-85 アーコス無し」モデルです。高い慣性モーメントとフェースのたわみを最大化する設計で、飛距離と方向性の安定性を追求しています。TOUR173-85シャフトは、しっかりとした打感と中弾道の飛びを特徴としています。
【ピン】G410 ハイブリッド
この名器であるG410シリーズのユーティリティは、安心感のあるヘッド形状とロフト・ライ角調整機能により、狙い通りのショットを可能にします。
G410 ハイブリッド ユーティリティ AWT 2.0 LITE 4H Sは、特に深低重心設計で安定したパフォーマンスを発揮し、軽量シャフトで高弾道のショットをサポートします。
名器ユーティリティについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、ゴルフファイトでは、「【2024年】名器ユーティリティおすすめ人気8選!歴史的名器から初心者向けまで」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。