パターを買い替えたいのに、売り場に形の違うヘッドが並んでいて決めきれない。打ち方に合わない形を選ぶと、真っすぐ引いたつもりでもフェースが開いて右へ外します。
今回、ゴルフファイトでは、パター選びでお悩みの方に向けて、通販サイトの人気商品上位から7本を厳選し、ヘッドの形・ネック・ミスへの強さ・打感・長さの5つで徹底比較しました。ゴルフファイトのおすすめは『真っすぐ引くならセンターシャフトかゼロトルクのマレット、弧を描くならトウが下がるネックのブレードで、長さは33〜34インチを基準に目の真下にボールが来るもの』です。ぜひ最後までご覧ください。
※商品はゴルフファイトの基準で選んでいますが、販売店から紹介料を受け取ることがあります。 運営者情報
【結論】まずはこの3本
この記事を監修した人
選び方の基準は、ゴルフ歴15年以上の監修者が監修しています。商品の選定と紹介文はゴルフファイト編集部が行っています。監修者はゴルフ歴15年以上、年間40ラウンド以上コースに出る道具にこだわりのあるゴルファーです。アベレージは80後半で、試打会やフィッティングにも積極的に足を運んでいます。
パターの選び方|打ち方とヘッドの形で決める

パターは、ストロークが真っすぐか弧を描くかを先に決めると、合うヘッドとネックが絞れます。同じパターでも、細長いブレード型、後ろに大きく張り出したマレット型、シャフトの付く位置を変えたゼロトルクのモデルで、ストロークの間のフェースの動き方が違います。
1ヘッドの形真っすぐ引くか、弧を描いて引くか
2ネックフェースを返したくないなら、センターシャフトかゼロトルクか
3ミスへの強さ芯を外しやすいなら、ヘッドの大きいマレットか
4打感柔らかい打感か、手に響く打感か
5長さ構えたときに、目の真下にボールが来るか真っすぐ引くならマレット、弧を描くならブレード

真っすぐ引いて真っすぐ出す人はマレット型、弧を描くように引く人はブレード型が合います。ブレード型は、ピン型やL字のように細長いヘッドで、フェースを開いて閉じる動きに合わせやすい形です。マレット型は、ヘッドの後ろが半円や四角に張り出していて、ストロークの間にヘッドの向きが変わりにくくなります。
マレット型よりさらに後ろが大きく、四角や羽のように張り出した形はネオマレットと呼ばれます。自分の引き方がわからなければ、練習グリーンで足元に線を引いてみてください。ヘッドが線の上を真っすぐ動くか、内側へ弧を描くかで、どちらの形が合うかがわかります。
フェースを返したくないならセンターシャフトかゼロトルク

ストロークの間にフェースを開いたり閉じたりしたくない人は、センターシャフトかゼロトルクのモデルを選んでください。センターシャフトは、ヘッドの真ん中にシャフトが付く形で、フェースの真ん中で打つ感覚をつかみやすいのが特徴です。ゼロトルクは、ヘッドの重心の真上にシャフトを通し、ストロークの間にフェースが回ろうとする力を小さくした作りです。
弧を描いて打つ人には、付け根が曲がったネックで、シャフトを指で支えるとトウが下がるモデルが合います。トウの下がり方が大きいほど、フェースを返す動きに合わせやすくなるでしょう。
芯を外しやすい初心者はヘッドの大きいマレット

芯を外しやすい初心者や、ショートパットで引っかけと押し出しが多い人は、ヘッドの大きいマレット型を選んでください。ヘッドの後ろや両端に重さを散らしたパターは、芯を外してもヘッドがぶれにくく、転がりの差が小さくなります。このぶれにくさはMOI(慣性モーメント)という数字で表され、大きいほどミスに強い作りです。
同じシリーズに、小ぶりなヘッドと大きいヘッドが並んでいることがあります。真っすぐ打ち出したい人ほど、大きい方から構えてみると違いがわかります。
柔らかい打感ならインサート、手に響く打感なら削り出し

柔らかい打感が好きならフェースに別の素材をはめたインサート、打った手応えをはっきり感じたいならフェースまで金属の削り出しを選んでください。インサートは、樹脂や柔らかい金属をフェースにはめた作りで、打音が静かになりやすい形です。削り出しは、金属の塊を機械で削ったヘッドで、打った感触が手に伝わりやすくなります。
打感は、距離を合わせる手がかりになります。店のパターマットで同じ距離を何球か転がし、打音と手応えで強さをつかみやすいかを確かめてください。
長さは構えて目の真下にボールが来るもの

長さは、構えたときに目の真下にボールが来るものを選び、迷ったら33インチか34インチを基準にしてください。短すぎると前かがみが深くなり、長すぎると腕が窮屈になって、ストロークが安定しにくくなります。
背が高い人や、前かがみがつらい人は、35インチの長めのものも選べます。シャフトを大きく伸ばした中尺や長尺のパターは、構え方そのものが変わるので、店で一度構えてから選んでください。
パターおすすめ人気ランキング|コスパとヘッドの形で比較
Amazon・11/3 23:37時点の価格です。価格は変わることがあります。
| 商品名 | 画像 | 参考価格i | ヘッド形状 | ネック | フェース |
|---|---|---|---|---|---|
| 1スコッティキャメロン スタジオスタイル Newport 2 Plus | Amazonで見る | ブレード型 | – | SCSフェースインサート | |
| 2スコッティキャメロン ファントム 7.5 | 82,500円 | マレット型 | ジェットネック | スタジオカーボンスチールインサート | |
| 3Spider ZT STANDARDテーラーメイド | Amazonで見る | マレット型 | 重心の真上にシャフト | 303ステンレス | |
| 4Ai-ONE Square 2 Square センターシャフトオデッセイ | Amazonで見る | – | センターシャフト | Ai-ONEインサート | |
| 5Ai-ONE Square 2 Square MAX 1オデッセイ | 60,310円 | 大型のマレット型 | センターシャフト | Ai-ONEインサート | |
| 6スコッツデール ANSER 2DPING | 44,000円 | ブレード型 | プラマーネック | PEBAXインサート | |
| 7スコッツデール PRIME TYNE CPING | Amazonで見る | マレット型 | センターシャフト | PEBAXインサート |
長さを選べるパターは、選べる長さを仕様の表にまとめています。
スコッティキャメロン スタジオスタイル Newport 2 Plus
カーボンスチールのインサートを入れたブレード






- ロフト3.5°、ライ角70°のブレード型
- 長さは33・34・35インチから選べる
- フェースにカーボンスチールのSCSインサート
スコッティキャメロンの、初代から20年を機に作り直されたスタジオスタイルのブレード型パターです。ロフトは3.5°、ライ角は70°で、長さは33・34・35インチから選べます。ヘッドは303ステンレスで、フェースにはカーボンスチールのSCSインサートを入れ、チェーンリンクの形のミーリングを刻んでいます。
細長いブレードの見た目で構えたい人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ヘッド形状 | ブレード型 |
| ネック | - |
| フェース | SCSフェースインサート(カーボンスチール) |
| ロフト角 | 3.5° |
| 長さ | 33・34・35インチ |
こんな人におすすめ
- 2025年に作り直された、スタジオスタイルのブレード型
- フェースにカーボンスチールのSCSインサートを入れた
- ロフト3.5°、ライ角70°で、長さは33・34・35インチ
スコッティキャメロン ファントム 7.5
トウが大きく下がるジェットネックのマレット

- トウが大きく下がるジェットネック
- フェース全面にカーボンスチールのインサート
- 長さは33・34・35インチから選べる
スコッティキャメロンのファントムの、2026年モデルのマレット型パターです。長いウイングが張り出したヘッドにジェットネックを付けた形で、長さは33・34・35インチから選べます。7.5はネックを長くして、前のモデルと同じオフセットとトウの下がり方を保っています。フェースには、全面にスタジオカーボンスチールのインサートを入れました。
マレットの安定感がほしく、弧を描いて打つ人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ヘッド形状 | マレット型(ウイングバック) |
| ネック | ジェットネック |
| フェース | スタジオカーボンスチールインサート(全面) |
| ロフト角 | - |
| 長さ | 33・34・35インチ |
こんな人におすすめ
- 長いウイングが後ろへ張り出したマレット型
- トウが大きく下がるジェットネックを付けた
- フェース全面にスタジオカーボンスチールのインサート
Spider ZT STANDARD
重心の真上にシャフトを通したゼロトルク






- 重心の真上にシャフトを通したゼロトルク
- 重心はフェースから25mm後ろ
- 303ステンレスと6061アルミの複合ヘッド
テーラーメイドのスパイダーの、ゼロトルクの作りのマレット型パターです。重心をフェースから25mm後ろに置き、その真上にシャフトを通して、フェースが回ろうとする力を抑えています。ヘッドは100%ミルド加工で、フェース側に重い303ステンレス、後ろに軽い6061アルミを使い分けました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ヘッド形状 | マレット型(ゼロトルク) |
| ネック | 重心の真上にシャフト |
| フェース | 303ステンレス(100%ミルド) |
| ロフト角 | - |
| 長さ | - |
こんな人におすすめ
- 重心の真上にシャフトを通したゼロトルクのマレット
- 重心はフェースから25mm後ろに置いた
- フェース側は303ステンレス、後ろは6061アルミ
Ai-ONE Square 2 Square センターシャフト
シャフトが3.3°前へ傾くセンターシャフト
- シャフトが3.3°前へ傾くセンターシャフト
- トウが上を向くバランスでフェースが回りにくい
- フェースにAi-ONEインサート
オデッセイのAi-ONEのうち、フェースの回転を抑える作りのSquare 2 Squareのパターです。シャフトはヘッドの真ん中に付き、3.3°前へ傾いているので、構えると手がボールより前に出ます。バランスはトウが上を向く形で、ストロークの間もフェースが向きを保ちやすい作り。シャフトには、重さを軽くしたSTROKE LAB 90を付けています。
フェースを返さずに、真っすぐ引いて打ちたい人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ヘッド形状 | - |
| ネック | センターシャフト(前へ3.3°) |
| フェース | Ai-ONEインサート |
| ロフト角 | - |
| 長さ | - |
こんな人におすすめ
- ヘッドの真ん中にシャフトが付くセンターシャフト
- シャフトが3.3°前へ傾き、構えると手が前に出る
- フェースにAi-ONEインサート、シャフトはSTROKE LAB 90
Ai-ONE Square 2 Square MAX 1
MOIが6000を超える、いちばん安定するヘッド






- MOIは6000を超える
- シリーズでいちばん安定する大きいヘッド
- センターシャフトでフェースが回りにくい
オデッセイのSquare 2 Squareに、2025年5月に足された大きいヘッドのモデル。MOIは6000を超え、Square 2 Squareの中でいちばん安定する作りです。シャフトはシリーズ共通のセンターシャフトで、ストロークの間のフェースの回転を抑えます。
芯を外しやすく、ショートパットで向きがぶれる人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ヘッド形状 | 大型のマレット型 |
| ネック | センターシャフト |
| フェース | Ai-ONEインサート |
| ロフト角 | - |
| 長さ | - |
こんな人におすすめ
- Square 2 Squareでいちばん安定する大きいヘッド
- MOIは6000を超える
- 日本では2025年5月に足されたモデル
スコッツデール ANSER 2D
フランジを広げてやさしくしたブレード






- ヘッド重量360g、ロフト3°
- フランジが広く、ブレード型でもMOIが高い
- フェースにPEBAXのインサート
PINGのスコッツデールの、ANSER型のフランジを広げたブレード型パターです。ヘッド重量は360g、ロフトは3°で、広いフランジと重さの配分でマレットに近いMOIをねらっています。フェースには、運動靴の底の素材をヒントにしたPEBAXのインサートを入れました。ネックは、付け根が曲がったプラマーネック。
ブレードの形のまま、ミスへの強さもほしい人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ヘッド形状 | ブレード型(広いフランジ) |
| ネック | プラマーネック |
| フェース | PEBAXインサート |
| ロフト角 | 3° |
| 長さ | - |
こんな人におすすめ
- フランジを広げてMOIを高めたブレード型
- フェースにPEBAXの一体型インサート
- ヘッド重量360g、ロフト3°
スコッツデール PRIME TYNE C
線の無いヘッドの、センターシャフトのマレット





- オフセットの無いセンターシャフト
- ヘッド重量360g、ロフト3°
- 長さは32.5〜35インチから選べる
- ヘッドにアライメントの線が無い
PINGのスコッツデールの、ストレートのストロークに向けたマレット型パターです。ヘッド重量は360g、ロフトは3°で、シャフトにはオフセットの無いセンターシャフトを使っています。ヘッドの上にアライメントの線は入れておらず、フェースにはPEBAXの一体型インサートを入れています。
線に頼らず、ヘッドの形で目標に合わせたい人に合う1本です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ヘッド形状 | マレット型 |
| ネック | センターシャフト(オフセットなし) |
| フェース | PEBAXインサート |
| ロフト角 | 3° |
| 長さ | 32.5〜35インチ |
こんな人におすすめ
- オフセットの無いセンターシャフトのマレット型
- ヘッドにアライメントの線を入れていない
- ヘッド重量360g、ロフト3°
よくある質問|パターについての疑問を解決

初心者にはブレード型とマレット型のどちらが合いますか?
芯を外しやすい初心者には、ヘッドの大きいマレット型が合います。ヘッドの後ろに重さを散らしてあるので、打点がずれても転がりがぶれにくくなります。打ち方が弧を描くとわかってから、ブレード型に持ち替える人もいます。
パターの長さはどう選べばいいですか?
構えたときに目の真下にボールが来る長さが目安で、33インチか34インチから選ぶ人が多くいます。短すぎると前かがみが深くなり、長すぎると腕が窮屈になります。店で構えて、目の下にボールが来るかを確かめてください。
ゼロトルクのパターは、ほかのパターと何が違いますか?
ヘッドの重心の真上にシャフトを通し、ストロークの間にフェースが回ろうとする力を小さくしてある点が違います。フェースが目標を向いたまま動きやすいので、真っすぐ引いて真っすぐ打ちたい人に向く作りです。シャフトがヘッドの後ろ寄りに付くので、構えたときの見え方は普通のパターと変わります。
パターのフィッティングは受けたほうがいいですか?
パット数に悩んでいるなら、一度受けると長さや角度のずれに気づけます。長さ、ライ角、ロフト角、グリップの太さを自分の構えに合わせると、ストロークの向きがそろいやすくなります。
まとめ|パター選びで迷ったら

パターは、自分のストロークが真っすぐか弧を描くかを先に決めると選びやすくなります。引き方で、合うヘッドの形とネックが分かれるからです。
真っすぐ引いて真っすぐ打ちたい方は、センターシャフトかゼロトルクのマレット型を選んでください。芯を外しやすい方は、ヘッドの大きいモデルから構えてみると安心です。
弧を描いて打つ方は、トウが下がるネックのブレード型を。打感の好みで、インサートか削り出しかを決めます。
どのパターも、長さは構えて目の真下にボールが来るものにします。店のパターマットで同じ距離を何球か転がしてから選んでみてください。
