数多くあるウェッジのなかでも、バンカー用をお探しの方は必見。今回、ゴルフファイトでは、バンカー用のウェッジの特徴、おすすめのバンカー用のウェッジ、コスパ最強製品、2024年シーズンに向けた新製品のバンカー用のウェッジをご紹介します。
ウェッジバンカー用のウェッジの選び方
ウェッジには様々な種類がありますが、バンカーから出すのに使用するもので主なものがサンドウェッジです。
様々なモデルがありますが、その選ぶポイントを紹介します。
選ぶポイント1:バウンスの大きいものを選ぶ
バンカーショットを打っていく際、ソールのバウンス角が大きいと必要以上に砂に潜っていかないため脱出させやすくなります。
選ぶポイント2:ソール幅が厚いものを選ぶ
ソール幅が厚いものはバウンスの大きさと近い効能があり、厚いものほど砂に潜りづらくなります。
【2024年最新版】バンカー用のウェッジおすすめ人気6選
バンカーで主に使うのは、その名の通りサンドウェッジです。
56度前後のものが多いですが、そのなかでも特にバンカーからの脱出性能を高めたモデルが多数あります。
バンカー専用と銘打ったものから、アプローチにも使える万能なモデルまで様々なものがありますので、今回はそのなかからおすすめのモデルを紹介します。
【キャスコ】ドルフィンウェッジ DW-118
先程と同じくキャスコからは別モデルのDW-118もおすすめです。
DW-120Gと同じく「クアッドソール」による独特なソール形状により、抜けがよくバンカーから楽に脱出することができます。
一般的なウェッジと違い、バンカーでインパクト前に砂に刺さることはなく入っていき、最下点でも抵抗は少なく、インパクト後はスムーズにスイング方向に抜けていきます。
そのため、アマチュアでもエクスプロージョンショットがしやすいのが最大の特徴です。
「ヒールグルーヴ」もDW-120Gと同様で、打点のバラつきによるヘッドのブレが少なくなり、打球の左右への方向性が安定します。
番手別にフェースのエッジのRの大きさを変化させているのもDW-120Gと同様で、最適なスピン量が得られやすいです。
このモデルとDW-120Gの最大の違いはそのネック形状でDW-120Gはグースネックですが、DW-118はストレートネックになっています。
グースネックだと左に引っかけてしまうイメージが強い方は、このモデルを使用するとその恩恵を受けながら使いやすい印象を受けると思います。
ラインナップは48度、50度、52度、56度、58度、60度、64度と、DW-120Gよりも展開が少ないですが、ウェッジとして考えれば十分豊富な選択肢です。
【ピン】GLIDE4.0 EYE2グラインド
ピンからはGLIDE4.0、そのなかでもEYE2グラインドというソールバリエーションを紹介します。
モデル共通の特徴としては、従来のものよりもリーディングエッジに最も近い溝がボール1個分から長くなっていて、よりスピンがかかりやすく改良されています。
フェース表面をあえて粗目に仕上げることでボールへの食いつきが増し、スピン性能を高めてくれています。
フェースの溝の間隔と角度も番手別にそれぞれ最適になるよう設計されているので、ハーフショットからでも十分なスピンをかけることができるという、スピンに重きを置いたモデルです。
ヘッドにエラストマーCTPを従来モデルよりも約36%拡大し、打感と打音に優れているのもうれしい特徴です。
EYE 2グラインドはヘッド形状が四角に近いような角張ったハイトゥ形状で、バウンス角も10度前後と操作性も高いものとなっています。
このグラインドでのラインナップは54度から2度刻みで60度までの展開となっています。
【LYNX】EKB58
LYNXからはバンカーに特化した性能で、クラブアナリストとして有名なマーク金井氏が設計したEKB58を紹介します。
バンカーで使うことのみを想定しているのでアプローチに使用するのは難しいですが、お助けクラブとしては非常に心強い1本になります。
砂を弾くというよりも、砂に潜らせてエクスプロージョンさせやすい独特なソール形状、EKB(エクボ)ソールが最大の特徴です。
幅がとても広いソールで、その中央が山形に削られていることによって砂に潜っていきやすく、硬いバンカーでもボールの下に潜っていくのでホームランのミスも防ぐことができます。
シンプルに58度のみの展開となっていて、シャフトのラインナップが豊富になっています。
オリジナルカーボン、スチールに加え、NS PRO 950GH s、DG S-200と様々な重量帯のシャフトに加え、レディース用カーボンシャフトも用意されています。
バンカーが苦手でたまらないと感じている方には救世主になってくれるモデルです。
【キャスコ】ドルフィンウェッジ DW-120G
バンカーでもフェースを開かない方、フェースを開いて打つことが苦手な方向けに開発されたのが、キャスコのドルフィンウェッジDW-120Gです。
「クアッドソール」と名付けられた潜らず刺さらないソールが特徴で、トゥ部分のバウンスをカットして、センター部は刺さりを防止するヤマガタソール、ヒールはソールからネックまでがなめらかな曲線になっています。
ヤマガタソールのバウンス角は7度と本来であれば難しいですが、独特な形状により刺さりにくく抵抗も小さく、インパクト後は抜けがよくなっています。
セミグースネックになっているので球を運ぶイメージで打ちやすく、つかまりやすくなっているのも嬉しい特徴です。
また、グースネックはザックリのミスになりやすいのですが、バウンス角を適正にするためその欠点も解消されています。
「ヒールグルーヴ」というヒール側の出っ張りは、重量をトゥ側に重量配分することで生まれていて、重心位置と打点位置が近づいています。
それによって打点のバラつきによるヘッドもブレが少なくなり、打球の左右の安定性が高まっています。
また、番手別にフェースのエッジのRの大きさを変化させた逆さ富士溝を採用していて、各番手に求められる最適なスピン量になるように設計されています。
ラインナップは44度、48度、50度、52度、54度、56度、58度、60度、64度と幅広く展開されています。
【フォーティーン】RM-a
フォーティーンからは向上心を持ったアマチュアのためのモデルとして、RM-aがあります。
プロが使用するものは様々な状況で使用できても、アマチュアにとっては寛容性が高くないので、ある程度のやさしさも残されているのがうれしいです。
フェースは「ハイスピンミラー鍛造フェース」といって、従来のモデルよりもルールギリギリの溝形状になっていて、ラフや雨の日でもスピン性能の低下を抑えてくれます。
さらにバック面ソール連結部を限界近くまで絞りこむことによって、余剰重量を上下に効率的に配分することでブレが少なくなり、スピン量の安定化を図っています。
プロ仕様のRM-4でも採用されているバックフェース部の「D-ステップブレード」が採用されていて、トゥ側にボリュームを持たせて打点ブレに強くなっています。
ソールのバウンスはザックリのミスを防ぎやすく、フェースの開閉をしてもバウンスの効き具合があまり変わらずテクニックを使っていきやすい、専用設計の「Mソール」という削り方になっています。
バンカーショットに適しているのは58度で、砂のコンディションやグリーン周りの芝のコンディションに合うように、ソール形状の違う3種類があります。
また、2023年の春にはガンブラック仕上げのカラーも発売される予定になっています。
ラインナップは46度から2度刻みで60度まで展開されていて、前述の通り58度は3種類のソール形状から選べます。
【グローブライド】オノフ ウェッジ フロッグスリープⅡ
オノフからはバンカーだけでなくアプローチにも使っていけるフロッグスリープを紹介します。
1発でバンカーから出したい、アプローチでのザックリやトップのミスを減らしたいと悩んでいる方に向けて設計されているので、幅広く使っていくことができるのが利点です。
ソールがひと目見て変わっていると感じる形状をしていて、とても幅が広く芝に刺さりにくいようなイメージを強く感じることができます。
ソールの中央が山形にへこんでいて、それによって砂に潜りにくくやさしくエクスプロージョンショットを打っていくことができます。
中央のへこみによってフロントとリア部分が地面に接するので、ポンと地面に置くことですわりよく、自然とハンドファーストに構えることができるようになっています。
ヘッド形状は四角く、目標に向かって方向性を出していきやすいイメージが湧いてくるのに合わせて、フェースの開閉をせずにシンプルに振っていけるので余計なことを考えずに打っていくことができます。
シルバーを基調としたデザインですが、ブラックを基調としたショップ限定モデル、ホワイトを基調としたレディスモデルも販売されています。
ラインナップは51度、58度、64度の3つがあり、シャフトはNS PRO 950GH neoのみの展開になっています。
サンドウェッジとして考えるのであれば、58度のロフトのものをバッグに入れるのが使いやすいかもしれません。
バンカー用のウェッジについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、ゴルフファイトでは、「【2024年】バンカー用のウェッジおすすめ人気ランキング6選!選び方やコスパ最強製品も」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。