ウェッジの中でもピッチングウェッジについで飛距離の出るアプローチウェッジ(AW)。今回、ゴルフファイトでは、アプローチウェッジの選び方や2024年最新のおすすめの商品・新製品をご紹介。ぜひご覧ください。
ウェッジアプローチウェッジの選び方
アプローチウェッジはここ30年ぐらいで生まれた比較的新しい番手のクラブで、ピッチングウェッジとサンドウェッジとのロフト角の差が広がったために間を埋めるクラブとして使われるようになってきました。
一般的にアプローチウェッジのロフト角は52度となっており、グリーン周りからアプローチショットを打った際に適度にボールが上がり、グリーン上でもランニングさせるピッチ&ランを実現するのに適したクラブです。
ゴルフを始めたばかりの初心者にはピッチングとサンドがあれば十分であることも多いので、アプローチウェッジはいらないという判断もありますが、アプローチショットでも飛距離を打ち分けていきたい場合には必要になってくるクラブです。
ここではアプローチウェッジの選び方のポイントを3つご紹介します。
選ぶポイント1:ロフト角
アプローチウェッジのロフト角は一般的には52度ですが、近年ピッチングのロフト角が立ったものが多くなってきており、ピッチングとサンドの間を埋めるロフト角のアプローチウェッジを選ぶのがポイントになってきます。
たとえば、アイアンセットに入っているピッチングのロフト角が44度の場合、アプローチウェッジは50度のものを選び、サンドを56度にすると飛距離をうまく打ち分けることができるようになってきます。
選ぶポイント2:ソール
ソールの幅が広いアプローチウェッジは芝の上を滑ってくれるので地面をざっくり削ってしまうミスが少なくなり、初級者には扱いやすくなっています。
また、ソールが多面的に削られたものも発売されており、スピンをかけたり操作性を求める中級者以上のゴルファーにそういったものもおすすめです。
選ぶポイント3:バンス角
クラブを横から見たときにソールがどれくらい地面方向に出っ張っているかを表す角度がバンス角です。
バンス角が大きくなるほど地面に刺さる前にバンスが滑ってくれるため、ダフりのミスを軽減してくれます。
【2024年最新版】アプローチウェッジおすすめ人気8選
それでは2020年以降に発売されたアプローチウェッジの中でもおすすめの6本をご紹介していきます。
【タイトリスト】ボーケイ SM9
世界使用率NO.1のタイトリスト「ボーケイ」シリーズから2022年3月発売の最新モデルです。
SM9の新しい溝は、精密な加工が施され、スピンの性能を最大化しています。
さらに、インパクトゾーンに局所的な熱処理を施し、溝の耐久性を高めています。
6種類のグラインドをラインアップしており、あらゆるコンディションや、あらゆる種類のウェッジショットを可能にします。
【キャスコ】ドルフィンウェッジ DW-120G
やさしいウェッジとしておすすめなのがキャスコから発売されているドルフィンウェッジです。
ヒールがイルカの背びれのような形状をしており、地面に潜らない滑りの良さを実現しています。
また、ソールが山型になっており、エッジの浮きを抑え、芝や砂に刺さらないような形状になっているのも特徴的です。
【タイトリスト】ボーケイデザイン SM8
ウェッジの中ではプロでも多く使用されていて、ランキングでも常に上位に入ってくる人気ブランドがボーケイデザインです。
SM8は2020年に発売されたシリーズで、8代目を意味しています。
6種類のソール形状が用意されていて、自らのレベルやスイングスタイルに合ったものを選ぶことができます。
また、ロフト角によってフェース面の溝の幅を変えており、優れたスピンコントロール性能を実現しています。
【キャロウェイ】JAWS FORGED
キャロウェイから発売された最新ウェッジで、石川遼プロが愛用していることでも有名です。
フェース面の溝を従来モデルより深くしたことでスピン性能が向上しており、さらに軟鉄鍛造ボディが柔らかい打感をもたらします。
ソール形状がトゥ、ヒール部分を削った形になっており、あらゆる状況に対応でき操作しやすいウェッジになっています。
【フォーティーン】DJ-5
フォーティーンから2021年11月に発売された最新のアプローチウェッジです。
人の技術ではなく、道具に任せられることは道具に任せるを信条に、スピンを掛けやすくてやさしくピンに寄せられるウェッジになっています。
エッジが地面に刺さりにくいためチョロを軽減し、ぶれないヘッド設計でトップを少なくしますので、ミスショットに強いアプローチウェッジになります。
【クリーブランド】RTX DEEP FORGED
クリーブランドのRTXシリーズから2021年に発売された新作モデルです。
軟鉄鍛造ウェッジのため柔らかい打感となっていて、フェース面の溝を深く、本数を増やすことでスピン性能も向上しています。
ソールの幅も従来モデルより広くなっているため、滑りやすく振り抜けが良くなっていて、ソールグラインドもロフトの角度に応じて2種類用意されています。
【フォーティーン】RM-4
ウェッジには定評のあるフォーティーンから2020年に発売された最新モデルです。
操作性の高さが特徴で、中級・上級者向けのウェッジです。
バックフェース面の厚さに段差がついていて、さらに番手ごとに肉厚部分を変化させることでスピンコントロールやヘッドの操作性を最適化させています。
【テーラーメイド】HI-TOE RAW
トゥ側が高く、ヒール側が低いという独自のフェース形状をしたウェッジです。
トゥ側が高いことによってヘッドの重心位置が高くなり、その分スピンがかかりやすくなっています。
さらに、フェース面にメッキ処理をしない「ロウ フェース テクノロジー」によってフェース面でボールが滑りにくくなり、ラフや濡れた芝でもしっかりとスピンがかかるようになっています。
【TITLEIST】ボーケイ・デザインSM9 ウエッジ ツアークローム
ボーケイ・デザインSM9シリーズは、精密なアプローチと距離のコントロールを求めるプレーヤーに最適です。ツアークローム仕上げの美しい外観と、新しい溝の設計により、最大限のスピン性能を実現。あらゆるコンディションでのウェッジショットにも自信をもって挑めます。
【タイトリスト】ボーケイ・デザインSM8ウエッジ
タイトリストのボーケイ・デザインSM8ウエッジシリーズから、ツアークローム仕上げのアプローチウェッジです。
重心を打点に合わせたプログレッシブCGデザインと、独自の溝設計により、優れたスピンコントロールと精密なショットメイキングを実現します。
【キャロウェイ】JAWS 58-12 WG
キャロウェイのJAWSシリーズの中でも特にスピン性能に優れたJAWS 58-12 WGウェッジ。
新しい37Vグルーブとマイクロフィーチャーにより、安定したバックスピンを実現します。
さらに、Wグラインドソールにより多様なライからのショットにも対応可能。
アプローチショットでの安定感も抜群です。
アプローチウェッジの打ち方・練習方法
アプローチウェッジを打つ際に重要になってくるのが、ハンドファーストで打つということです。
そうすることで、ボールの高さが安定してスピンもかけることができます。
アドレスのときに構えたハンドファーストの角度をキープしたままスイングをするようにすると、手首の角度が変わってダフったりトップしたりすることもなくなります。
アプローチウェッジを練習する際は、まずは腕の三角形の形をキープしてハーフスイングで打ってみましょう。
そこから、スイングスピードは変えないように振り幅だけを変えて打ってみます。
そのときに振り幅によってどのくらい飛ぶかを把握できれば、実際のラウンドでも簡単に飛距離をコントロールできるようになります。
アプローチウェッジについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、ゴルフファイトでは、「【2024年】アプローチウェッジおすすめ人気ランキング8選!選び方・必要性を解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。